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一杯1000円のコーヒーは生産農家を救えたか?
コーヒーをめぐるサプライチェーンの仕組みと経済性とは!?
リアルな持続可能性と、望まれるイノベーションを説いた入門書。
一杯のコーヒーをどう楽しむかの前に、知っておくべきことがある。
最後はブラジルとベトナムだけがコーヒー栽培を続けられる原産地となる。
生豆が誰の手でどう生産され、どんな条件で買い取られて流通にのり、一杯のコーヒーとして値づけされるのか、そこに意識を向けること――
コーヒーの世界を動かしているのは感動的なストーリーではなく、紛れもなく「需要」と「供給」だ。
将来にわたり十分に倫理的なコーヒーの供給が絶えることのないように。
私たちがコーヒーのために出来るアクションはどんなことだろうか。